生命科学コースの1年生は、生命科学Laboの甲南大学フロンティアサイエンス学部での2回目の実習に取り組みました。
今日の実習は、植物の色素をペーパークロマトグラフィーで分析する、というテーマで実施されました。ガラス管からスポットを打つためのガラスキャピラリーの作成から始まり、屋外で数種類の植物の葉を採取してきて、それぞれの色素を抽出してペーパークロマトグラフィーで分離しました。きれいに色素が分かれていくのを見ることができ、さらに市販のマジックペンのインクに入っている色素も同様にペーパークロマトグラフィーで分離してみました。最後には、色のついていないうまみ成分に関係する物質(いりこだしやうどんスープなど)の分離と確認にも挑戦しました。
みんな楽しそうに実習に取り組んでいましたので、きっと色素が分離するようすが記憶に残っていることでしょう。そして、この体験がクロマトグラフィーの理解につながることでしょう。
指導してくださった甲南大学フロンティアサイエンス学部の甲元先生と3人の女子学生のTAに、この場を借りてお礼申し上げます。
以下は実習中のようすの写真です。
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